現代トピックと教科書10
「ロケット」その2
知の食卓48号 1999.12.1
宇宙ロケットの打ち上げはとても迫力があります。地球の重力から逃れる地球脱出速度は、40000km/時と言われ、銃の弾丸よりも速いのです。
| 小学6年 ものの燃え方と空気 |
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| 中学1分野 化学変化と燃焼 |
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| 高校化学TB 酸化還元反応
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ロケットの打ち上げの写真が化学TBの教科書にあります。タイトルは、「物質の変化」です。ロケットの燃料を燃焼するには、酸素が必要です。宇宙空間には酸素がありませんので、酸素を持っていく必要があります。液体燃料の場合は、液体酸素を使い、固体燃料の場合は、酸化剤を使っています。この酸化剤の記述が、化学TBにあるのです。
「酸化還元反応をする物質のうち、電子を受けとって相手を酸化する物質を酸化剤」としています。そして、身のまわりの酸化剤として、「家庭用の塩素系漂白剤」「カビとり剤」などに含まれる「次亜塩素酸ナトリウムNaClO」があげられています。主な酸化剤として「オゾンO3」「塩素Cl2」「過酸化水素H2O2」「過マンガン酸カリウムKmnO4」などがあげられています。
ちょっと面白い酸化剤としては、花火の酸化剤があげられます。水が浸み込まないように工夫すれば、水中でも花火を燃やすことが出来ます。酸化剤のおかげです。ちょっと大げさに言えば、宇宙空間のロケットの燃焼のシミュレーションと言ってもいいでしょう。

中学校では、1分野で酸化のことが取り上げられています。「物質が酸素と化合することを酸化といい、酸化で生じる化合物を酸化物という。」ここでは、銅の酸化の例、かいろ中の鉄の酸化の例があげられています。そして、「鉄やマグネシウムが燃えて酸化すると、まっ赤になったり、まぶしいほど光り輝いたりしたが、これは酸素との化合で急激に熱が発生したためである。このようなはげしく起こる酸化のことを燃焼という。」と説明しています。
小学校では、6年生で燃焼が扱われています。ここでは、「空気中でものが燃えるのも、空気に酸素がふくまれているからである。しかし、酸素が使われて減ってしまうと、ものは燃えなくなる。」と燃焼の実験の結果を説明しています。
人間は、50万年くらい前から火を利用したと言われています。人類の歴史は、燃焼をいかに制御してきたかの歴史であり、その結晶の一つがロケットであると言えるでしょう。
※知の食卓は、「まぐまぐ(電子書店)」http://www.mag2.comに掲載しています。
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