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猿沢池にいるカメ

■2003.8.29.更新


●1996年池改修時に確認されたカメの種類

   
爬虫類(綱) REPTILIA カメ目 CHELONIA バダグールカメ科 Batagurdae クサガメ Chinemys reevesii
      イシガメ Mauremys japonica
      ミナミイシガメ Mauemys mutica
    スッポン科 Trionychidae スッポン Pelodiscus sinensis
    ヌマガメ科 Emydidae アカミミガメ Trachemys scripta( e.)
      アカハラガメ Pseudemys (s.)
      ミシシッピーチズガメ Graptemys kohni
      キバラガメ Trachemys scripta(s.)
    カミツキガメ科 Chelydridae カミツキガメ Chelydra serpentina


以上の全部で4科7属9種です。
これまでずっと確認されていたのは次の基本4種です。

No. カメの名前 Photo 猿沢池での記録
@ イシガメ
(バタグールカメ科)
日本固有の種。渓流から平地へ分布するカメ。足が長く歩くのが得意。猿沢池ではほとんどがメス。
A クサガメ
(バタグールカメ科)
平地の沼池に棲むカメ。泥の中に良く潜る。顎が発達している。大きいのものは巨頭になるものがある。猿沢池では一番多いカメ。
B アカミミガメ
(ヌマガメ科)
ペットとして(ミドリガメ)1960年代からたくさん輸入されたカメ。耳の上に赤い帯がある。すっかり帰化し、猿沢池では二番目に多いカメ。猿沢池で初めてそれが記録されたのは販売されてから15年後の1976年である「『春日大社境内原生林報告』(上平・深田,1977)」。この報告には「アカミミガメは大型乃至中型のものを計11頭ほど見ている。」と書かれている。このころの8倍の数になっている。
C スッポン
(スッポン科)
水棲のカメ。水掻きが発達している。甲長が30cmを越えるものが十数頭も生息していた。甲羅は鱗に覆われず柔らかい。


今回(1996年池改修時)、猿沢池で新たに見つかったのは下記の5種です。

No. カメの名前 写真 猿沢池での記録
@ アカハラガメ ♀1,1995-[-7に発見し、捕獲して同定。XI-9に池内で同個体の死体を回収 1996-T-26の全数捕獲の時、新たに若齢の個体♀1を確認。同年X-10に再放流。
A ミシシッピーチズガメ ♂1,1995-XI-16に発見。1996-I-25の全数捕獲の折に再確認し同定。U-20にプールで保管中に死亡、回収。
B カミツキガメ ♀1,1995-XI-16に水面に出ている頭部を確認。1996-I-25 全数捕獲の折に再確認。1996-V-10池へ再放流。1996-V-14、新たに♂1を発見。捕獲して同定の後、再放流する。
C キバラガメ? ♀1,1996-V-24に発見。捕獲して同定の後、放流する。
D ミナミイシガメ ♂1,1996-VI-23に発見。捕獲して同定の後、放流する。


上記のうち、ミシシッピーチズガメが死亡したことにより1種減りました。
1996年6月以降に現存している猿沢池のカメ類は、4科6属8種ということになります。

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