■Home ▲樹洞性 ▲洞穴性 ▽家屋性

家屋性コウモリ

House bats

◆家屋性コウモリって
 家屋性コウモリは人間生活にもっとも近いところにいて、主に人家などの家屋をねぐらにするコウモリです。コウモリがねぐらに使っているところは人家の瓦の下や屋根裏、板塀の隙間、雨戸の戸袋、工場、マンションの通気孔、体育館のスレートの下など、相当狭いところでも入り込めます。

◆奈良県での状況
 夕まづめ、ねぐらから出ていく多数のコウモリが奈良盆地の全域に見られるようになりました。個体数も増えているように感じますが、人家の屋根裏や雨戸の戸袋、部屋の中に間違って入り込んだ、糞で困っているなど苦情も多いコウモリで、奈良盆地ではアブラコウモリウォッチングもはじめつつあります。

◆奈良県の確認種
 奈良県では、アブラコウモリ、ヒナコウモリ(1頭だけ見つかっています。)1科2属2種が確認されています。ヒナコウモリは神社の屋根裏等で繁殖することも知られています。過去に神社に住み着いていたなどの情報も小耳にはさんでいますが、現在の奈良での情報がほしいです。

No. Photo 科名 種名 特徴 分布
01
ヒナコウモリ科 アブラコウモリ 奈良盆地の普通種。都会のコウモリ。かなり多い。 奈良盆地とその周辺
02
ヒナコウモリ科 ヒナコウモリ 標本1個体のみ。偶然の通過個体か。神社や寺院にすんでいる可能性あり。
 樹洞性でもあるようで、最近、天川村で20頭以上の通過個体が確認されている。
奈良市・天川村

(画像提供:丸山健一郎氏)


■Home ・ Top ・ ▲Bats in Kii peninsula