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誰がするのか?

 学校現場は年々多忙化していると言われます。こうした状況で「誰がカリキュラムづくりなどという仕事を担当するんだ!」と非難轟々かもしれません。このことについて、まずは二つのことを確認します。

(1) カリキュラム・マネジメントは、言葉としては新しいけれども、個別の提案内容について見ると、これまでの学校でも十分に行われてきたことに過ぎません。だから、子どもたちの教育活動に最前線で取り組む先生たちに「新しい別種の仕事」を押し付けようとするものではありません。
(2) にもかかわらず、残念なことにカリキュラムに関わる仕事はこれまではバラバラに行われてきました。そこで、それらの仕事を整理統合したり合理化したりすることを通して、「ひとつの一貫した仕事群」にまとめ上げようというのが、カリキュラム・マネジメントの提案する核心部分です。

 これまで、学校のカリキュラム(教育課程)を管理運営してきたのは、校長や教頭といった学校の「トップリーダー」と呼ばれる人々でした。一方で、「トップリーダー」の方針に従いながら、実際に「カリキュラムを作り、動かし、変えていく」のは、それぞれの学級や教科を担当している一般の先生たちです。一つ一つの学校教育活動に関わって、「なぜ、何を、どうやって、どのように」実施していけば最大限の教育成果を発揮できるのかについてもっとも切実に考えなければならないのは、子どもたちを直接的に指導・支援している先生たちのはずです。そして、先生たちがカリキュラムのことを考えることができるように条件を整えたり、励ましたりするのが、いわゆる「ミドルリーダー」と呼ばれる中堅の先生たちなのです。
 「カリキュラムを作り、動かし、変えていく」ことをめぐって、それぞれの立場の先生たちの実態(As is)とありたい姿(To be)について話し合ってみましょう。


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