リーフレットの全文を掲載しています。


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今の学校の「課題」に肉薄する

■ 新しい学習指導要領で、学校はどう変わっていくの?
■ 「特色ある教育課程」ってどうやって編成すればいいの?
(1)
■ 学校評価や関係者評価をどう設計し、運営すればばいい?
■ 隣の町の学校では学校運営協議会を置いているらしい。本校ではどうしよう?
■ 教職員の一体感が大切だというのはわかっているけれど…。
■ 本校独自の「総合的な学習の時間」のカリキュラムをつくりたい!

 社会情勢や家庭環境の変化などにともない、今の学校には、これまでとは少しちがった役割が求められるようになっています。特色ある教育課程、学校運営評議会、学校評価などは、そうした状況変化のわかりやすい現れであると言えましょう。これからの学校は、ひとりひとりの先生が教室のなかの子どもたちに適切な教育を行うというだけでは済まなくなってきているようなのです。
 もちろん、先生の授業力や生徒指導力が必要でなくなるというわけではありません。ですが、授業力や生徒指導力が高ければそれでよいということでもありません。
 キーワードは、広い見通し、協働性、カリキュラムです。それぞれに任された教科や学級の運営を円滑に行うことに加えて、学校での教育活動全体を視野に入れた取り組みをすすめる。「管理職や担当の先生にお任せ」ではなく、先生たち全員の協働的な取り組みとして、学校の教育活動を展開していく。そういう資質や能力が、これからの先生にはより強く求められてくることでしょう。
 このリーフレットは、現在と未来の学校を支える先生たちが、どのようにその力を発揮していけばよいかを考えるために編まれました。『「いい学校」の創り方』とはまた大きく出たものだ!とお感じの方もいるでしょう。中には、「学校のよしあしをハウツーとして扱うなど、けしからん!」とお怒りの方もいるかもしれません。このような挑発的なタイトルをあえてつけたことには意味があります。その意味は、これからのお話を読んでいただければ、きっと理解していただけるはずです。
 ひとりでも多くの先生が、このリーフレットを読んでくださって、「よし、うちの学校でもひとつやってみよう!」と思ってくださることを願っています。

[改訂版の発行によせて]
 お陰さまで、平成22年3月に発行した本リーフレットの初版3000部は、すべて各地の教育委員会、教育センター、学校現場等にもらっていただくことができました。改訂版では、初版における誤字脱字などを修正するとともに、より学校現場で活用していただきやすいように、内容を一部書き換えました。


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(1) 平成15年10月の中央教育審議会答申「初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について」では、「5 教育課程及び指導の充実・改善のための教育環境の整備等」として、「国及び各教育委員会は,各学校において創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開し,個性を生かす教育が行われるため,今後とも,特に,校長や教員等に対し,直接・間接に様々な方法で,新学習指導要領のねらいについての継続的かつ積極的な周知を図ることが必要である」と述べられています。書かれているとおり、この文章は「国及び各教育委員会」の指導や支援の必要性を述べているものです。とはいえ、普通に読めば、「各学校」が「特色ある教育課程」を編成・展開することの重要性が暗示されているわけです。これからの学校は、設置者の別を問わず、「横並び」であってはいけないということなのでしょうね。一点だけ留保するならば、ここでいう「特色」とは、「奇抜なこと」という意味ではありません。「わが校らしさ」を明確にするというくらいの理解をする必要があるでしょう。
(2) ここではひとまず、「カリキュラム=学校の教育活動全般に関する計画」という程度の理解で結構です。
(3) 「いい学校」とはそもそもどういう学校を指すのか、という根本をもう一度考え直すことも、このリーフレットの目的のひとつです。日常の慌ただしさのなかで、学校を「どのように」運営するのかについて汲々とするあまり、学校を「どうして」運営するのかについての考えを見失ってしまってはいけません。「多忙」な学校現場だからこそ、「そもそも」を問い続ける姿勢は大事だと思います。
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