赤 沢 早 人 あかざわはやと
教育連携講座所属
次世代教員養成センター
担当


illustration by Kei I.
教育方法、教育課程、教育実践研究
日本教育方法学会、日本カリキュラム学会、教育目標・評価学会、全国社会科教育学会、日本NIE学会社会科の初志をつらぬく会
教育実習事前指導・事後指導教育方法論、カリキュラム論、学校フィールド演習T(小学校クラス)、総合的な学習の時間の指導法、教育方法学特講、教育方法学演習、専修基礎ゼミ(教育学専修、リレー)、教育方法特論(大学院)、教育方法演習(大学院)教育科学課題研究、卒論ゼミ、3回生ブレゼミ(自主ゼミ)
現在の問題関心は、おもに次の3点です。

(1) 学校教育論やカリキュラム論という包括的な点について、「カリキュラム・マネジメント」という考え方に注目しています。学校教育の世界にも「成果主義」の考え方が浸透しつつあります。学校は明確な目的をもった機関ですから、とりわけ子どもたちの成長において、一定の教育成果を挙げることが求めらます。ところで、学校教育における成果とは一体何を指すのでしょうか。この点に十分な合意が形成されていないところに、学校教育における「成果主義」導入の困難と混乱の大元があるのではないでしょうか。最近になって提起されるようになった「カリキュラム・マネジメント」という考え方は、この辺りの困難や混乱に対して、実践的な示唆を与えてくれるように考えています。
主な成果
赤沢早人「カリキュラム・マネジメント」細尾萌子・田中耕治編著『新しい教職教育講座 教職教育編 6 教育課程・教育評価』ミネルヴァ書房、2018年。
赤沢早人「カリキュラム・マネジメントによる授業改善」『授業づくりネットワーク』337号、2018年。

(2) 教育(教科)内容論という点について、メディア・リテラシー教育の動向を追いかけています。メディア・リテラシーという新たな枠組み(目標・内容)に、学校教育(特に義務教育段階)がどのように立ち向かうのか。新しい学習指導要領が提起する「情報モラル教育」とも関わって、喫緊の教育課題であると言えます。私は、メディア・リテラシー教育を、たんにどのような情報機器(ICT機器)を使って、どのように授業化するかという点ばかりではなくて、もう少し視野を広げて、現代の教育内容論として捉えてみたいと考えています。

主な成果
赤沢早人「小・中学校社会科における『見る』力と『見せる』力」寺岡聖豪研究代表『「見る」力と「見せる」力を中心にしたメディア・リテラシー教育のための教材開発』(平成24-26年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果最終報告書)、2015年。
赤沢早人「メディア・リテラシー・カリキュラムの提案」寺岡聖豪研究代表『幼小中一貫メディア・リテラシー教育−モデルカリキュラムの開発−』(平成19-21年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果最終報告書)、2010年。
寺岡聖豪・赤沢早人「子どものメディア・リテラシー教育」北野幸子・角尾和子・荒木紫乃編著『遊び・生活・学びを培う教育保育の方法と技術』北大路書房、2009年。

(3) 教育方法論という点について、問題解決学習と呼ばれる教育の方法にこだわっています。学校の授業を、教科書に載っている知識(用語)の単なる「伝達」にとどめず、子どもたちの主体性・生活性・創造性を発揮するものにするためにはどうしたらいいか。古くて新しい教育課題と言えますが、私はこの課題に対して、我が国の戦後教育実践の中で醸成されてきた問題解決学習の可能性を信じ、理論的・実践的な研究を続けています。
主な成果
赤沢早人「仮説実験授業における『問題』段階の検討」『福岡教育大学紀要 第四分冊』第55号、2006年。
赤沢早人「ラッグ社会科コースにおける問題解決学習――プロジェクト法との比較を中心に」『京都大学大学院教育学研究科紀要』第48巻, 2002年。
赤沢早人「ラッグ社会科コースにおける問題解決学習の検討」『日本デューイ学会紀要』第43巻, 2002年。

それぞれがあまり関連がないように見えるかもしれませんが、本人は一貫したものとして研究しているつもりです。
(最新の5件)
赤沢早人「カリキュラム・マネジメントで「教科書をこなす」発想を変える」『教職研修』編集部編『ポスト・コロナの学校を描く』教育開発研究所、2020年。
赤沢早人「カリキュラム・マネジメントにおける評価活動の在り方」田中耕治編集代表『学びを変える新しい学習評価 理論・実践編1 資質・能力の育成と新しい学習評価』ぎょうせい、2020年。
佐竹靖・小柳和喜雄・ 森本弘一・赤沢早人・市橋由彬・山本浩大・竹村景生「リフレクションを組み込んだ教育実習プログラムの開発(2)リフレクションシートの開発とその活用を中心として」『奈良教育大学次世代教員養成センター研究紀要』第6号、2020年。
赤沢早人「実施状況を評価し改善を図るサイクルを確立する」『教職研修』2019年10月号、2019年。
赤沢早人「『評価規準を具体化、焦点化し、「覚える」から「考える」社会科へ」石井英真・西岡加名恵・田中耕治編著『小学校新指導要録 改訂のポイント』日本標準、2019年。

研究業績一覧は コチラ...
令和2年度(学校改革支援、授業改善支援などを行っています)
奈良県立畝傍高等学校「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(高等学校における研究開発)グローカル型」運営指導委員
三重県立上野高等学校関係者評価委員会委員/SSH運営指導委員
滋賀県立彦根東高等学校 SSH運営指導委員
長岡京市教育支援センター 推進協議会委員

 モドル